東京で泊まりの用事ができ、ホテルを探していました。
渋谷や新宿の高層ホテルに惹かれつつも、景色を置いておき、室内の広さや施設の充実度を考慮すると割高に感じました。
そこで客室や施設の質を重視して見つけたのがホテルニューオータニ東京です。今回はザ・メインの新江戸シングルという檜風呂を楽しめる部屋を予約しました。ビュッフェも楽しめます。
10年以上前にニューオータニイン横浜(現:ニューオータニイン横浜プレミアム)に泊まって以来のニューオータニです。国内の著名なホテルなので楽しみです。
アクセス
公式ホームページによると最寄駅はJR四ツ谷駅、東京メトロ 赤坂見附駅、永田町駅、麴町駅です。東京駅から四ツ谷駅もしくは赤坂見附駅までは約10分、渋谷駅から四ツ谷駅もしくは赤坂見附駅までも約10分かかります。
ホテルの近くには迎賓館赤坂離宮や上智大学があります。
初日は四谷駅からニューオータニ東京に向かいました。上智大学の横道を徒歩で約10分歩きます。

後から気づきましたが、赤坂見附駅からだと建物の内部を通る距離が長く、雨天や冬などは比較的安心して移動できることに気づき、その後は赤坂見附駅を最寄駅として使用しました。また、赤坂見附駅に向かうときにロールスロイスのディーラーを通るので、記念になります。
チェックイン
ホテルに入ると華麗な生花が展示されていて、日本の伝統を感じられます。
レセプションは入り口のすぐ近くにあり、フォーマルなスーツを着たスタッフに荷物を預けてチェックインをします。私はリュックだけだったので、そのまま持って行きました。
チェックインは滞りなく進みます。
今回、一休で予約した際に館内利用券5,000円が付いたお得なプランを選択したため、館内利用券を頂きました。レストランや売店などで使用可能だそうです。さらに幸いなことに、ホテルのキャンペーンがあり、追加で5,000円分の館内利用券を頂き、合計10,000円の館内利用券を使えることになりました。
チェックイン後はエレベーターで自室へ向かいます。客室のカードキーで回数ボタンの下の方のパネルをタッチしないとエレベーターは動かない仕様になっています。
新江戸シングル
部屋に入ると粋な空間が広がります。

入り口に向かって

ヒノキのお風呂

客室に2個の柚子があり、柚子を浮かべて入浴できます。
湯船に高さがあり、肩まで湯に浸かれます。
部屋からの景色は落ち着いていて良かったです。

1日目の夕食
夕食はルームサービスを利用しました。久兵衛の寿司です。電話で注文するとスタッフが部屋まで料理の乗ったテーブルごと持ってきてくれます。

実はホテルの口コミで久兵衛の寿司はイマイチという意見を見て心配しましたが、普段高級ずしを食べる習慣のない私には非常に美味しい寿司を頂くことができました。シャリがほろっと口の中で崩れます。ウニもクセがなく美味しかったです。
ちなみにこの寿司はチェックイン時に頂いた館内利用券で支払いました。
その他、料金は部屋付けにもできますが、その場でクレジットや現金で支払うこともできるようです(私はその場で支払いたい派です)。
ホテルニューオータニ東京 ザ・メインのレセプション近くのパティスリーSATSUKIではピエール・エルメのお菓子を取り扱っています。せっかくなので館内利用券で貰ったケーキを室内で頂きました。

マカロンと異なり、ケーキは近くにピエール・エルメの店舗がないと入手できないので嬉しかったです。
ところで、SATSUKIのケーキも有名でして、「新エクストラスーパーあまおうショートケーキ」や「新エクストラスーパーメロンショートケーキ」にしても良かったです。ピエール・エルメのブティックほど店舗は多くないですもんね。
2日目の朝食
今回はプランに朝食が含まれており、4つのビュッフェ会場もしくはルームサービスを好みで選択できます。
どうやらビュッフェが有名なものの、一人なのでどうするか迷いました。でも、今回は「新・最強の朝食」を頂けるSATSUKIへ一人で行きました。
会場に着くと、テーブルに案内してくれます。この日は7時半頃に着きましたが、すでに多くの方がいました。
席に着くとコーヒーの希望を聞いてくれ、ディカフェのコーヒーをお願いしました。その後、エッグベネディクトやいくら丼、ピエールエルメのイスパハンのクロワッサンやサティーヌのパンなど一通り堪能しました。
トレーやプレートは自分で取り、食べ終わってテーブルの上に置いておけばスタッフが回収してくれます。
おひとり様も何人か見かけました。
2日目の夕食
2日目の昼食は渋谷駅で買った浅草今半のすき焼き弁当を食べていてお腹が一杯だったので、夕食は量を控えめのものをと、ピラフとオニオンスープをルームサービスで頼みました。
ビーフとキノコのピラフ ガーリック醤油風味

あっさりとした味付けでした。キノコのフライは別皿で提供されるので、サクッとした食感が最後まで楽しめます。
オニオングラタンスープ

普通のオニオンスープだと通販で自宅で楽しむことができますが、チーズの乗ったオニオンスープはここでないと頼めないと思い、こちらにしました。
3日目の朝食
3日目の朝食はルームサービスにしました。前日の夜には予約しておく必要があります。
コンチネンタルブレックファーストなどから選べますが、今回はエッグベネディクトの朝食にしました。ミネストローネとフルーツサラダ付き、コーヒーはディカフェを頼みました。

このエッグベネディクトは絶品でした。卵の火の通し方が的確で、ナイフを入れると程よく卵がとろけて、チーズやハム、マフィンとまろやかに絡み合います。また食べたいです。
ミネストローネは保温ボトルから注ぎます。中の野菜が固まって勢いよく出てきたので慎重に移すのがお勧めです。
チェックアウト
12時のチェックアウトが近づいてきたので、レセプションに向かいます。
チェックアウトは滞りなく終了しました。
どんな宿泊者がいるか
家族連れの方もいれば、ご夫婦、またお一人で宿泊される方も目にしました。その他、当日は成人式があったようで成人式に参加される振袖姿の女性やスーツや袴姿の男性も目にしました。
学会など何らかのイベントで利用される方も多そうです。
服装としてはシャツの方が多く感じました。朝食もシャツ姿の方が多くいました。とはいえ、しっかりした服装をしている紳士なご老人も中にはいました。
一人旅はしやすい?
一人旅しやすいと考えていいかと思います。
ただ、朝食ビュッフェに行くなら、会場に一人でお越しの方もいますが、行きやすさは人それぞれなのではないでしょうか。私としては、一人で豪華な朝食ビュッフェを食べるのは格好良いことと思います。
それ以外としては、シングルの部屋もありますし、外国の宿泊者もいるので、どんな人も楽しめる多様性のある環境です。
感想
一度は泊まってみたい日本を代表するホテルニューオータニ東京で素敵な体験ができました。
一人での宿泊だったので「新・最強の朝食」に出向くか迷いましたが、行って良かったです。朝食会場のスタッフの方は非常に丁寧・的確で、困ることがないよう見守ってくださったのが印象的でした。
こうした体験は渋谷や新宿の高層ホテルに同じ価格で宿泊したのでは体験できなかったと思います。
また東京で宿泊する際は一つの候補になりますし、家族など誰かと一緒に楽しむのも良さそうです。
おわりに
東京には高層ホテル以外にも楽しみ方があります。施設の充実度を重視される方はホテルニューオータニ東京を検討されてみてはいかがでしょうか。日本を代表するホテルで素敵な体験ができるかと思います。