大阪で宿泊する際に眺望のいいホテルを探していました。
そこで見つけたのが大阪マリオット都です。このホテルは、あべのハルカスの38〜58階に位置します。
あべのハルカスの最上階が60階(高さ300m)で、上の部分が丸ごとホテルになっています。

今回はこの写真でおおよそ矢印の位置にある部屋を予約して泊まってきました。
アクセス
あべのハルカスの最寄り駅は天王寺駅で、新大阪駅からだと電車で約30分です。
周辺には通天閣や食べ歩きで有名な新世界、また天王寺公園があります。
その他、千本桜で有名な奈良県吉野までの電車「青の交響曲」も天王寺駅から乗ることができます(「青の交響曲」では大阪マリオット都のケーキもいただけます)。
レセプションフロア
19階のレセプションまでは、あべのハルカス1階の専用エレベーターなどから向かうことができます。このエレベーターは全てハルカスの西側にあります。
19階の時点で街を見渡すことができ、すでに高いところに来たと感じます。

こちらはLOUNGE PLUSというホテルのカフェ・ラウンジです。エレベータを降りてまっすぐ進み左手に広がります。このカフェの奥、写真の中央右にレセプションがあります。
この階に朝食会場のCOOKAもあります。
チェックイン
チェックインは滞りなく進みました。
8000円でさらに上層階にアップグレードできるとのことでしたが、今回はしませんでした。
宿泊時の簡単な同意事項にタブレットのようなもので署名します。
レセプションのすぐ後ろが窓になっていて、高層ビルのホテルさながらでした。こんなに見晴らしのいいレセプションは初めてです。
その後、エレベーター乗り場まで案内していただき、部屋のある42階に進みます。
ちなみに、自室にたどり着くためには、地上から19階までのエレベーターと、19階から自室へのエレベーターの2回乗る必要があります(地上との距離を感じられます)。
コーナールーム
今回宿泊したのは北西角にあるお部屋です。
客室へのエレベーターは東側にあるため、西側にある部屋まで歩きます。一度慣れると大した距離ではありません(ちなみに地上から19階までのエレベーターは西側にあるので、19階で東に移動してエレベーターに乗り、42階で西に戻る形です)。

お部屋からの景色がこちらです。

この夜景を思うままに楽しむことができます。
部屋からは通天閣も目にすることができました。晴れていると明石海峡大橋まで見渡せるそうです。

また、お風呂にも窓が付いていて、浴槽から夜景を楽しむこともできます(ブラインドも降ろせます)。

朝食
今回は朝食付きのプランだったので、レセプションと同じフロアにあるCOOKAで朝食を頂きました。

特に気になったのは、サーモンや生ハム、各種チーズでした。サーモンにはケッパーと玉ねぎ、レモンも添えて頂きました。
また、パンケーキやケーキなどデザートにはどこかボリューム感があり、海外の雰囲気を感じられました。

こんな景色を眺めながら朝食を頂くことができます。
今回は従業員の方の入れ替わり時期だったようで、シェフの方が色々勉強をしている最中だったようです。
チェックアウト
12時のチェックアウトまでゆっくりと朝の時間を過ごすことができます。
名残惜しいですが、12時前にチェックアウトに向かいます。
チェックアウトも滞りなく簡潔に終了しました。
マリオット会員の方は鍵をボックスに入れるだけでチェックアウトも可能です。
どんな宿泊者がいるか
初日にレセプションフロアに着いて感じたのは、やはり海外からの宿泊者が多いことでした。大阪で一番高所にあるホテルに一人数万円で泊まれるのは、円安のこの頃ではお手頃なのかもしれません。
また服装はかなりカジュアルな方が多く(ディナーのレストランでなければジャケットまではいらなそうです)、LOUNGE PLUSにお茶にいらしている方は少しオシャレをしているかなという印象でした。海外からの宿泊者の方は旅行なのでそこまでオシャレはしていないのかと思います。
エレベーター
上述の通り、客室に行くまでにエレベーターに2回乗る必要があります。19階のレセプションと客室間を移動するエレベーターは分かりやすいですが、レセプションから地上まで降りる際のエレベーターは少し分かりづらかったです。
というのが、ハルカス19階の西側一箇所に6台ほどのエレベーターの乗り場がありますが、そのうち使用可能なのがおそらく4つほど。
そのうち、1階へのホテル専用エレベーターは2機。あべのハルカス展望台チケットカウンターなどホテル以外の利用者と兼用のエレベーターが2機ほどあります。それぞれでエレベーターのボタンが違うので、目的に応じてボタンを押す必要があります(普段は一つのボタンを押すだけですべてのエレベーターが反応しますが、こちらでは違うようです)。
ホテル専用エレベーターはラウンジからエレベーター乗り場に着くと、一番手前に向かい合わせになっています。
また、エレベーターで19階から地上まで降りるときにかなり待ち時間がありました。地上には余裕を持って移動することをお勧めします。
その他、こちらのページの一番下にあるマップを参考にされてください。
感想
憧れの高層ホテルに宿泊できて、とてもいい体験になりました。
ただ泊まってから気づきましたが、高所で一夜を過ごすことに心配も感じました。もし就寝中に何かあったら…。
でもあべのハルカスは非常に丈夫に作られていて、震度6でも軽微な被害しか出ないそうです。気になる方は、あべのハルカスのこちらのページをご覧ください。
帰り際にLOUNGE PLUSのメニューを見たのですが、パフェが高すぎずお手頃な価格で(地上のパフェ屋さんの一番高いパフェぐらい)、今度ラウンジでお茶をするのも良いなと思いました。
それと、レセプションフロアにあるM-Boutiqueではケーキを取り扱っており、次回はこのケーキを部屋で頂きたいと思いました。こちらもお手頃でした。
おわりに
高層階に宿泊する体験ができて素敵な思い出になりました。
みなさんも大阪でホテルをお探しの際は大阪マリオット都を検討されてみてはいかがでしょうか。きっと素敵な思い出ができるかと思います。