島根県の松江では玉造温泉が知られています。
客室に露天風呂の付いた旅館を探していたところ、星野リゾートの界 玉造を見つけました。
以前、沖縄の星のやに宿泊した際にいい体験ができたので、今回も期待が膨らみます。
アクセス
界 玉造は島根県松江市にあります。出雲空港からは電車で約30分の玉造温泉駅が最寄駅です。玉造温泉駅から徒歩で20分少しかかるため、事前にタクシーを予約して移動することが推奨されています。
チェックイン
宿に入り、ラウンジの椅子に座ってチェックインをします。
チェックインが終わると客室まで係の方が案内してくれます。
客室
客室は木の温もりが感じられる温かい空間です。
庭を眺められる休憩スペース

早速露天風呂を発見しました。湯に入るのが楽しみです。

その他に寝室、洗面所やバスルームなどがあり、広々としていました。
散策
界 玉造は温泉街にあります。温泉街といえば川をイメージしますが、宿のすぐ横には玉湯川が流れています。

夜になるとライトアップもされていました。
今回は玉作湯神社に行ったり、めのうのお店を見たりしました。
夕食
夕食は宿代に含まれています。
こちらは宝楽盛りです。海の幸を味わえます。

蟹の絹糸揚げは繊細な感触が楽しめました。

ワインのペアリングがあるとのことで、注文してみました。

島根のワインは和食に合うエレガントなものが多い印象でした。
この中は石見ワイナリーのSanbe Marslanが好みの味わいでした。
朝食とチェックアウト
朝食も宿代に含まれていて、朝から美味しい料理を頂きました。
チェックアウトは12時なので、それまでは客室の露天風呂を堪能します。
露天風呂の温度はフロントに電話をすれば好みに設定してもらえます。今回は38度に設定してもらい、冷蔵庫にあったいちじくサイダーを片手にゆっくりとしていました。
もっと温泉に浸かりたい気持ちもありますが、チェックアウトに向かいます。
前日にタクシーの予約をしていたので、チェックアウトが終わるとタクシーに乗って宿を後にします。
周辺の観光
玉造温泉周辺でも散策できますが、今回は玉造温泉駅から電車で10分弱の松江にも足を伸ばしました。市内はバスで移動しました。便数が多く快適でした。
まずはカラコロ工房に行きました。

こちらは地域のお土産品や飲食店が集まっています。元々は日本銀行だったため地下には大きな金庫があり見学ができます。
今回こちらのPizza FUMAIにお邪魔しましたが、お手頃な価格でピザコースを楽しめました。お手頃とはいっても、料理としての趣向が凝らされていました。ただし2025年5月の情報によるとどうやら営業形態が変わり、現在は自分でピザを焼いて楽しめるそうです。
その後は松江城に行きました。

何度か行ったことがあるので今回は外から眺めるだけです。
こちらは松江城横にある興雲閣です。

最後に宍道湖を散歩して、島根県立美術館へ向かいました。

湖を流れる風がとても気持ち良かったです。
こちらは美術館の敷地からの景色です。

感想
玉造には幼い頃から何度か足を運びましたが、客室に露天風呂が付いている宿は今回が初めてでした。
大浴場にも行きましたが、他に一人も見かけなかったので、みなさん客室でお湯を満喫されたのだと思います。逆に大浴場は人が少なく穴場かもしれません。
施設のサービスとして白バラ牛乳のアイスがいくらでも食べられるのも嬉しかったです。
また自分だけの露天風呂に入りたいです。
次回は2泊以上でゆっくりとこちらで時間を過ごせるといいです。
その他、宿の予約は取りにくいので、予定が決まり次第すぐに予約をするのがお勧めです。
おわりに
玉造温泉にはいくつもの宿がありますが、星野リゾートに興味のある方は界 玉造を検討されてみてはいかがでしょうか。
客室の自分だけの露天風呂で癒しのひとときを過ごすことができます。